けんせつPlaza 店舗

サービス系店舗

南紀川湯温泉 冨士屋 

地域の特性を最大限引き出した温泉旅館

世界遺産熊野古道にほど近い河原から温泉が湧き出る川湯温泉。
この温泉郷にある旅館冨士屋の客室3室、貸切露天風呂1室、食事処1室をのリニューアルデザイン。
リニューアルに際して、全国的にも類稀な河原から温泉が湧き出るという川湯温泉としての独自性を生かした空間づくりを目指した。


最大の特長としては、露天風呂を中心として空間をつくり、露天風呂に部屋が付いているようなイメージで計画したこと(客室付露天風呂)。
これは河原の露天風呂に浸かりながら河のせせらぎを聞き、木々を通り抜ける風を肌で感じ、目の前に広がる熊野の森林を眺めるように、大自然に包まれながら温泉を楽しむことがこの温泉郷においての一番の特長であり、これを旅館のおもてなしとすることが一番のセールスポイントになるのではないかということから提案された。
また素材は地元施工会社の協力により、地場のものをさまざまな形で使うことで、空間の独自性がより強い空間とした。


本案件では、単なる空間としてのおもしろさや新しさを追求するのではなく、施主と一緒に地域の環境と特性を掘り下げていき、独自のおもしろさや新しさを追求することで、川湯温泉の地域性を最大限に引き出したおもてなしの空間が、「川湯温泉 冨士屋」で実現された。

画像をクリックすると大きく表示されます 南紀川湯温泉 冨士屋

地場の竹が織り成す深みの空間「せきれい」 竹の間から空間が見え隠れする奥行き感。

ここに注目

地域の独自性をおもてなしとしてサービスすることを提案し、空間の構成・素材ともに地場ならではものとした。

その他の画像

地場の杉板が燈す光の空間「ほたる」 杉を薄くスライスしガラスに貼り付けた壁がやわらかい光を燈す。
地場の杉板が燈す光の空間「ほたる」 杉を薄くスライスしガラスに貼り付けた壁がやわらかい光を燈す。
全身浴と寝湯が一体になった大きな浴槽をしつらえた貸切露天風呂。
全身浴と寝湯が一体になった大きな浴槽をしつらえた貸切露天風呂。
食事処。作品展示や茶会などに使用されるパブリックスペース。
食事処。作品展示や茶会などに使用されるパブリックスペース。
店舗・施設名 南紀川湯温泉 冨士屋
所在地 和歌山県田辺市本宮町川湯1452
最寄り駅 JR白浜駅
TEL 0735-42-0007 業種・業態 宿泊施設
設計者 PROCESS5 DESIGN (武田憲昭×吉澤生馬) 面積 345m2
施工者 井上建設(株)