敷地は、町田市にある住宅街である。美容院は道路と面しているが、間口に対して奥行きが3倍以上ある、縦に長い空間である。
このような空間の環境において、外部との関係をどのように保ち、影響を受け合っていけるか。
美容室に必要なエレメントだけを抽出し、「視覚」をテーマに設計者は設計をすすめた。
昨今の店舗空間において、客のプライバシーを守るために空間を細かく仕切っていくという手法が多用に行われている。
その行為自体は、一人一人の「個」の空間は豊かになり、評価されるべきものであるが、設計者は、全体の空間としての魅力は失われていっているのではないかと感じる事があった。
そこで、必要なエレメントである仕切りを残したまま、同時に全体の空間の魅力を上げるために、間仕切りによって「間」を繋げることを設計者よりクライアントに提案された。
実際の設計としては、美容室に必要な5枚の間仕切りが、それぞれ単独で見ると通常の間仕切りだが、全体として合わさると、一枚の風景となるように設計し、さらに、それらの間仕切りを視覚的に繋ぐために、太陽の光を表現するホリゾントを放射状に配置し、また、太陽が水面に映り込んだ姿として、タイルの目地を2色使用し、放射状の目地が作成されている。
その結果、仕切られた空間を1つの空間に還元することが出来、一枚の絵に空間という息吹が与えられた。

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サービス系店舗
Produce 成瀬店
間仕切りで「間」をつなぐ
| 店舗・施設名 | Produce 成瀬店 | ||
|---|---|---|---|
| 所在地 | 東京都町田市南成瀬1-9-1 | ||
| 最寄り駅 | 成瀬駅 | ||
| TEL | 042-724-7283 | 業種・業態 | 美容院 |
| 設計者 | (株)KAMITOPEN一級建築士事務所/吉田 昌弘 | 面積 | 181平米 |
| 施工者 | dod,ltd., 川崎弘高 | ||






